お知らせ
展示場リニューアル ~石の表情~
こんにちは、新居浜市の竹原学石材の竹原です。
今回は、お墓に使用する「みかげ石」の見せる表情(加工方法)について
お伝えしたいと思います。というのも、
〝どのようにしてお墓ができていくのか”を
実際に触れてみて頂きたい。という想いから
弊社展示場を一部リニューアル致しました。
写真にあるのは、4枚の加工方法の異なる「同じ石」を正方形に配置した
”体験型の展示”です。実際にご来店頂いたお客様に触れて、
違いを知ってもらった後に、「実はすべて同じ石なんですよ。」
と伝えると、皆さん驚かれます。それでは、説明をさせて頂きます。
写真の左上は、「割れ肌(われはだ)」加工です。
お墓に使用する際、石垣を組む場合にこのような加工方法をします。
原石の状態ともいえるので、石そのものの表情です。
つまり、、、「すっぴん」です。
写真の左下は、「ビシャン」加工です。写真では、わかりずらいですが、
お墓に使用する際、スリップ止めの機能を持たせるため
足が乗る部分に使用する加工方法です。表面はザラザラした表情になっています。
写真の右下は、「サンダー」加工です。
サンダーとは、石材加工に使用する工具のことですが、加工方法として石材業界では呼ばれます。
ツヤのない表情で、お墓のカタチに仕上げていく過程の状態です。
最後に写真の右上は、「本磨き(ほんみがき)」加工です。
お墓に使用する際、基本的にこの状態が加工の最終形です。
説明が長くなりましたが、お墓になる過程を触れていただくことで
石のもつ神聖さを、より身近に感じることが出来ます。
是非、ご来店頂き、触れて頂きたいと思っております。